いのち
2010年 10月 17日
母が暮らしやすいようにと実家の改修の計画中。家の中の整理をしなければならず、この度45年間我が家のファミリーだった、ピアノ君を下取りに出すことになりました。(小さい時には私、これでもピアノ少女でした!) 何十年もひいていなかったピアノ君ですが、ずっと一緒にそこにいて私たちの生活を見届けていてくれました。そして、さようならの日が来ました。
いとも簡単に運び出されていくピアノ君の最後の姿を一枚撮りました。
このピアノ君は、きれいに再生され、命を吹き込まれるんです。そして、世界各地へ送り届けられるそうです。どこの国の誰に今度はかわいがってもらえるのかな・・・。
そんな感慨にふけっているある晩、夜中1時半過ぎにベッドへ・・・。するとどこかから子猫の「お母さん!どこにいるの??」といような必死の叫び声がかすかに聞こえてくる。耳を澄ますと聞こえなくなり、「気のせい・・だ。」と寝床へ。でもやっぱり聞こえる。あんな必死な声を聞いちゃったら放っておけませんよね。声を頼りに探し当て、足元にいるこんなにゃん子を発見。ぶるぶる震えて、おびえています。すぐ懐へ入れて連れて帰りました。しまちゃん(しましまなので、しまちゃんと呼んでいました。)は、空腹だったのでしょう、まだ赤ちゃんで咀嚼もできないのに、猫缶をおっぱいを吸うようにして必死に吸い込んでいました。その後は私の懐で安堵の睡眠。
こんな小さなにゃん子を捨てる人がいるなんて、命をなんと思っているのでしょう!
「この世の中無駄に生まれてきた命は一つもない」と、ある動物保護をしている方が言っていました。本当にそうだと思います。
しまちゃん、翌日、ある高校生のファミリーが里親になってくれうことになり、新しい家族に仲間入りしました。ホッとしました。
命にかかわる仕事をしながら、いろんな“命”を考える今日この頃です。
いとも簡単に運び出されていくピアノ君の最後の姿を一枚撮りました。
このピアノ君は、きれいに再生され、命を吹き込まれるんです。そして、世界各地へ送り届けられるそうです。どこの国の誰に今度はかわいがってもらえるのかな・・・。
そんな感慨にふけっているある晩、夜中1時半過ぎにベッドへ・・・。するとどこかから子猫の「お母さん!どこにいるの??」といような必死の叫び声がかすかに聞こえてくる。耳を澄ますと聞こえなくなり、「気のせい・・だ。」と寝床へ。でもやっぱり聞こえる。あんな必死な声を聞いちゃったら放っておけませんよね。声を頼りに探し当て、足元にいるこんなにゃん子を発見。ぶるぶる震えて、おびえています。すぐ懐へ入れて連れて帰りました。しまちゃん(しましまなので、しまちゃんと呼んでいました。)は、空腹だったのでしょう、まだ赤ちゃんで咀嚼もできないのに、猫缶をおっぱいを吸うようにして必死に吸い込んでいました。その後は私の懐で安堵の睡眠。
こんな小さなにゃん子を捨てる人がいるなんて、命をなんと思っているのでしょう!
「この世の中無駄に生まれてきた命は一つもない」と、ある動物保護をしている方が言っていました。本当にそうだと思います。
しまちゃん、翌日、ある高校生のファミリーが里親になってくれうことになり、新しい家族に仲間入りしました。ホッとしました。
命にかかわる仕事をしながら、いろんな“命”を考える今日この頃です。
by kazumi_cambodia
| 2010-10-17 11:09
| 赤尾さん活動報告