生き残った!
2016年 07月 23日
訪問看護17年やってるけど、今回は一番すごかったな。『生き残った!』って思った。
お天気も良く途中までは順調に向かっていたのですが、前日までの雨によって悪路。でも、これまでもドロドロニュルニュル悪路には慣れていたし、車の装備もドライバーさんもスーパー!特にMr. Driver の運転技術と判断は凄いので、どんなところもうまく乗り切ってきたのですが、初めての立ち往生。先を急ぎたかったので、Mr. Driverを残し徒歩開始を決定。まずは、荷物を車から取り出して…結構重たい。
こんな道と
こんな道を合計を5-6キロかな。
行きはお天気も良く、緑もきれいな景色を横目に「身体にいいね~」などと言いながら前進。
訪問を終えて家を出るや否や、ポツ、ポツと来た??と言っている間にものすごい勢いで降ってきた!多少待ったところで止むようなものではないのは分かったし、車の状況も確認しなければならないのでひたすら歩く!悪路には濁流がものすごい勢いで流れていました。靴は足を取られてしまうので裸足。合羽も車には準備してありましたが、荷物をできるだけ軽くしたいと持たなかったので、ぐちゃぐちゃ…。でも、きっと着ててもぐちゃぐちゃ。はは ここはさすがに写真を撮る余裕はなかったのですが、スタッフ一人が実況中継入りの動画を撮っていました。さすがだねぇ。
車までたどり着いたものの雨の勢いが治まらず、状況は悪くなる一方でMr. Driver一人では脱出不可能でした。Mr. Driverもあの手この手を尽くしたのが周囲の状況でよく分かった。それに、かなり精神的にも大変だったんだと思います。ランチで残ったもち米と非常食のクラッカーが精霊に捧げてあった。一人で頑張ってくれたんだな…大変だったね…と感謝でした。
車は水没状態。最後の望みはトラクター牽引。隣村まで(たぶん4-5キロ)牽引してもらうためのトラクターを見つけにMr. Driverが徒歩出発。車を守る私たちは水が少しでも流れるように水路を作成。「Please stop rain!」って言いながらせっせと頑張りました。
待つこと1時間半。遠くの方から雨の音に交じってトラクターの音が聞こえた時には、「やっほ~!!」と叫びましたよ。そして、無事にはまり込んだ穴から抜け出せた!
…がしかし、この後3度もはまり込む。その度にみんなで押す!オス!押忍!もう全身泥パック!髪の毛も泥で固まってた。お肌少し若返りしたかも。ふふ。
最後の山を越えた後、『生き残ったね!』とハイタッチし、チーム自撮り。みんなこの合羽の下は素っ裸!病院へ戻ったら22時。なが~い1日でした。
翌日名札がこんなになってたことに気が付き、やっぱり、すごかった…としみじみ感じた。
今回のサバイバル経験、ある患者さんからのご家族から『緊急要請』での出動での出来事でした。改めて命を考える日になりました。そのお話しはまた後日。
お天気も良く途中までは順調に向かっていたのですが、前日までの雨によって悪路。でも、これまでもドロドロニュルニュル悪路には慣れていたし、車の装備もドライバーさんもスーパー!特にMr. Driver の運転技術と判断は凄いので、どんなところもうまく乗り切ってきたのですが、初めての立ち往生。先を急ぎたかったので、Mr. Driverを残し徒歩開始を決定。まずは、荷物を車から取り出して…結構重たい。
こんな道と
こんな道を合計を5-6キロかな。
行きはお天気も良く、緑もきれいな景色を横目に「身体にいいね~」などと言いながら前進。
訪問を終えて家を出るや否や、ポツ、ポツと来た??と言っている間にものすごい勢いで降ってきた!多少待ったところで止むようなものではないのは分かったし、車の状況も確認しなければならないのでひたすら歩く!悪路には濁流がものすごい勢いで流れていました。靴は足を取られてしまうので裸足。合羽も車には準備してありましたが、荷物をできるだけ軽くしたいと持たなかったので、ぐちゃぐちゃ…。でも、きっと着ててもぐちゃぐちゃ。はは ここはさすがに写真を撮る余裕はなかったのですが、スタッフ一人が実況中継入りの動画を撮っていました。さすがだねぇ。
車までたどり着いたものの雨の勢いが治まらず、状況は悪くなる一方でMr. Driver一人では脱出不可能でした。Mr. Driverもあの手この手を尽くしたのが周囲の状況でよく分かった。それに、かなり精神的にも大変だったんだと思います。ランチで残ったもち米と非常食のクラッカーが精霊に捧げてあった。一人で頑張ってくれたんだな…大変だったね…と感謝でした。
車は水没状態。最後の望みはトラクター牽引。隣村まで(たぶん4-5キロ)牽引してもらうためのトラクターを見つけにMr. Driverが徒歩出発。車を守る私たちは水が少しでも流れるように水路を作成。「Please stop rain!」って言いながらせっせと頑張りました。
待つこと1時間半。遠くの方から雨の音に交じってトラクターの音が聞こえた時には、「やっほ~!!」と叫びましたよ。そして、無事にはまり込んだ穴から抜け出せた!
…がしかし、この後3度もはまり込む。その度にみんなで押す!オス!押忍!もう全身泥パック!髪の毛も泥で固まってた。お肌少し若返りしたかも。ふふ。
最後の山を越えた後、『生き残ったね!』とハイタッチし、チーム自撮り。みんなこの合羽の下は素っ裸!病院へ戻ったら22時。なが~い1日でした。
翌日名札がこんなになってたことに気が付き、やっぱり、すごかった…としみじみ感じた。
今回のサバイバル経験、ある患者さんからのご家族から『緊急要請』での出動での出来事でした。改めて命を考える日になりました。そのお話しはまた後日。
by kazumi_Cambodia
| 2016-07-23 18:18
| 赤尾さん活動報告