私の最強マシーン!
2017年 11月 23日
昨日の訪問看護は車で1時間半、まずボートで川を渡る。
そこからトラクターで1時間半の村へ。 (登山でなくて良かった~とホッとしたのは束の間でした。)トラクターは定期便じゃなくて、プライベートチャーターですぞ!車庫から爆音を立てて登場した時には「かっちょい~!最強マシン!」って思わず言いそうになったほど。ふふ ちなみに私はこの後部座席に陣取りました。
いやいやすごかった。初めての経験ではないですが、トラクターの馬力を実感です。なにせ、四駆のフル装備車でも行かれない狭い悪路も、ものすごい傾きながら行っちゃう!感動です。ただ、お尻もすごかった。10センチはシートから連続飛び上がり状態です。ガッツンガッツンとお尻もだけど、首もやられた。そして、しがみついている腕もパンパン。道端から生い茂っている枝にバサバサこすられながら、虫やら埃やらいっぱい色々ついてきた。はは (さすがに写真を撮れるような状態じゃなく、お見せできないのが残念でたまらない…)
そうして、遠くからやっと見えてきた村は、大きな山にかもまれた谷にポツリとありました。たった184世帯しかいない小さな村。その中に今回訪問する患者が3名もいて、そのうち2名は脳性麻痺でした。病歴を聞いても医療アクセスの遅れが推測され、そして、障害を持った子供の家族が「あの病院で治るかも!」と大きな期待を胸に、一世一代決心をして当院へ来たのが半年前でした。しかし、出来ることはリハビリと装具を作ることで、通院の必要がありました。結局その後通院する余裕(時間もお金も)も無く、当院の訪問看護も雨季のために道がふさがれ昨日まで行くことができませんでした。交通費だけでも家族の収入からすると大変な金額です。脳性麻痺に対しては、長期的なケアが必要です。ご家族も分かってはいても、今を生きなくてはならない状況で『長期的な目』はつぶらなければならない時もあるんです。
医療が遠い、とっても遠い。物理的な距離という意味だけではないもっともっといろんな意味で遠いんです。この距離が少しでも縮まるよう、明日からも頑張ろっと!次に私の最強マシンにお目来かかるのはいつかな~?笑
そこからトラクターで1時間半の村へ。 (登山でなくて良かった~とホッとしたのは束の間でした。)トラクターは定期便じゃなくて、プライベートチャーターですぞ!車庫から爆音を立てて登場した時には「かっちょい~!最強マシン!」って思わず言いそうになったほど。ふふ ちなみに私はこの後部座席に陣取りました。
いやいやすごかった。初めての経験ではないですが、トラクターの馬力を実感です。なにせ、四駆のフル装備車でも行かれない狭い悪路も、ものすごい傾きながら行っちゃう!感動です。ただ、お尻もすごかった。10センチはシートから連続飛び上がり状態です。ガッツンガッツンとお尻もだけど、首もやられた。そして、しがみついている腕もパンパン。道端から生い茂っている枝にバサバサこすられながら、虫やら埃やらいっぱい色々ついてきた。はは (さすがに写真を撮れるような状態じゃなく、お見せできないのが残念でたまらない…)
そうして、遠くからやっと見えてきた村は、大きな山にかもまれた谷にポツリとありました。たった184世帯しかいない小さな村。その中に今回訪問する患者が3名もいて、そのうち2名は脳性麻痺でした。病歴を聞いても医療アクセスの遅れが推測され、そして、障害を持った子供の家族が「あの病院で治るかも!」と大きな期待を胸に、一世一代決心をして当院へ来たのが半年前でした。しかし、出来ることはリハビリと装具を作ることで、通院の必要がありました。結局その後通院する余裕(時間もお金も)も無く、当院の訪問看護も雨季のために道がふさがれ昨日まで行くことができませんでした。交通費だけでも家族の収入からすると大変な金額です。脳性麻痺に対しては、長期的なケアが必要です。ご家族も分かってはいても、今を生きなくてはならない状況で『長期的な目』はつぶらなければならない時もあるんです。
医療が遠い、とっても遠い。物理的な距離という意味だけではないもっともっといろんな意味で遠いんです。この距離が少しでも縮まるよう、明日からも頑張ろっと!次に私の最強マシンにお目来かかるのはいつかな~?笑
by kazumi_Cambodia
| 2017-11-23 02:44