日本へ上陸したのは3月12日。今回は福岡入りで岡山、佐賀へ回ってから東京。そして東京近県+広島へ行って、あっという間に2週間。日本にいる間には画像にするものがあまりないのが困る。全くお仕事していないみたいに…なってる。やだ! 
なので、事務局でも、お仕事ちゃんとしてます証明写真。 私、一応Friends Without A Border JAPANのスタッフでもあります。
目黒雅叙園近くの小さなオフィスには、フルタイムスタッフ2名とパートタイムスタッフが1名おり、日々現地の活動を支える業務をしています。
本日はスタッフミーティングでした。年に1-2回しかない全員集合日。ニューズレターの写真を選んでます!
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日本での大事なお仕事には、いろんな方とのミーティングもあります。日本にいる間に、直接お会いしておいた方がいろんな面でとてもプラスになります。昨日は、来月からボランティアをする方とミーティング。
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まだ空気は冷たいですが、オフィス近くの桜の木は数日前から開花を始め、来週は見頃になりそうです。春ですね。
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by kazumi_Cambodia | 2015-03-26 15:17 | 赤尾さん活動報告 | Comments(0)

一番過酷な訪問看護のお話しを締めくくらねば…と思いつつできずにいました。友人の訃報にこの締めくくりをどう伝えようかの迷いが出てきてしまったのです。
過酷な訪問看護では、すれ違うのは人間ではなく、お母さんからちょっとはぐれて必死にお母さんを呼んでいるコヤギちゃんや、
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ゆった~りとした時間を過ごしながら人間ウォッチングしている水牛軍団や。
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眠いんです…ってわれ関せずのおっきな豚さん。
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彼らは大自然の中が日常。雄大さを感じます。そして、あの過酷な道のりを一歩ずつ前進したことは生きる事の強い力を感じました。

そんな時に友人の訃報。生きる力を考えていた頭は”命”を考えるようになりました。はかない命。考え込む私を知った別の友人が言いました。「世の中に絶対ってことはないと人は言うけど、1つだけ絶対ということがあるんだよ。それは、生きるものは絶対に死んでしまうということ。」と。

そうだなと思いました。納得しました。死んでしまう時がその”絶対”の時なのかもしれません。でも、必ずしも絶対の時に死を迎えている人ばかりではないなって思うのです。私の友人も、絶対の時じゃなかった気がする。そして、たくさんのラオスの子どもたちが絶対の時よりずっと早く、そして、絶対の死にならなくてもいいのに命を無くしてしまう子がたくさんいる。この子たちの死が少しでも絶対の時に近づくような活動をしたいなと今思っています。
今日福岡から成田に飛んで、お骨になった友人に会いに行きます。
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by kazumi_Cambodia | 2015-03-14 13:53 | 赤尾さん活動報告 | Comments(2)

さて、過酷訪問看護のその3です。
ものすごい山道を乗り越えやっと到着し、は~っと一息。私があまりに疲れたように見えたからか、Bちゃんのお父さんがお布団と枕を作って「寝てください」って。なんて優しいのかしら。思わず、「カップチャ~イ!(ありがと~!)」ってごろっとしてしまいました。最高に気持ちが良かったです!そのまま深~い眠りに入りそうでしたが、数秒後に「あ!ダメじゃん!」と我に返ったのです。私たちは単なる登山をしに来ただけではないんです! 
Bちゃんがどんな環境で過ごしているのか、何か健康を害することに繋がっていることはないだろうかを観察しなくちゃです。おトイレは?お水は?燃料は?ご飯を作るのはいつも誰?ここにいて困ることは?と次々と聞き取りして、記録していきました。もっぱら一緒に行ったスタッフが記録をして、私は横から「あーでもない、こーでもない」と口出しをしていたんですけどね。(笑) 
その口出しの一つが、「水はどこから得ているのか、聞くだけじゃなくて、実際にその水のある場所を自分で観に行かなくちゃダメ」ということでした。そこで、「すぐそこ。500mくらい」問う場所へ水汲みをするお父さんに付いていくことにしました。いや~ん!この急な下り坂+じゃりじゃりで異常に滑る! ジリジリとおりていく私をしり目にお父さんはスイスイとあっという間に下の方へ行ってしまいました。この写真、片足がじゃり~~~って滑りながらの1枚。命がけの1枚です! 
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そして、え~、こんなところを歩く?っていうような(これまでの写真どころではない!)を通り、清水の場所に到着。(もちろん、この経過の写真を撮るような余裕なし!)お父さんはいち早く到着して、水汲み完了していました。お父さんのしゃがんでいる後ろに流れていいるのが清水。すっごく冷たくて気持ちがいい!ここへは水汲みだけではなく、水浴びや洗濯にも来るんです。日々命がけだわ。 単に水場まで500メートルくらいですと聞いただけでは、命がけの500メートルだとは想像もしませんものね。やっぱり、自分で体験しなくちゃダメなんです。
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そして、上に写真のお父さんの腰に注目。出かけるときには必ず腰に付けて、バナナの葉っぱを持って帰ったり、道を切り拓くときにさっと取り出す。カッチョいいんです!

お母さんは到着後すぐにお昼ご飯の準備。火を起こしてご飯を炊いていました。なでなでってして連れてきたニワトリさんは天国へ。(泣)
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私たちは気を遣わせてはいけないと、自分たちのランチを持参していきましたが、習慣として、来客にはご飯を食べてもらわなくちゃ困りますってことで、一緒にいただきました。美味しかった~。塩分も水分も糖分も身体から欠乏していましたね。
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ご飯を食べながらまた色々とお話しを聞きました。2-3畳ほどのお部屋の中には収穫したお米の袋が積まれていました。収入源となるお米ですが、昨年は合計2トンのお米を奥さんと2人で何度もかついで下山したのだそうです!! 思わず目が飛び出しました! そして、毎回Bちゃんを病院へ連れて行く時には、このお米2袋(80キロ)を担ぎ下山し、現金を作ってから行くのだそうです。むやみやたらに「3日後にまた来てね!」なんてアポ入れちゃ、ダメだ。少なくともアポ取りする前に本当に必要なアポなのか、来ることに負担が生じていないか、他の方法でフォローアップはできないかなど理解しなくちゃ、自己満足の支援でしかないです。多くの人が『町の中の方が便利でいいに決まっている』と言いますが、何がなくてもそこがいいんです。この上ない心地よさなのだと思います。だったら、思考の変換です。その環境に居ながら健康を維持する方法を考える。難しいけど、できないことじゃないと思う。「次回は是非泊まって行ってください」って。もちろんです!そうしたら何かヒントが見えてくるかもしれないですね。
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お父さんは言いました。「私はここの暮らしが好きなんです。不便なんて感じません。」って。
改めて学ばせてもらった。感謝です。

そして、その4番外編へ続く…
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by kazumi_Cambodia | 2015-03-09 20:27 | 赤尾さん活動報告 | Comments(2)

昨日に引き続き”過酷な訪問看護”のその2です。
Bちゃんが以前住んでいた村を出発し、間もなく広い道へ出ました。じゃりじゃりしていますが、歩きにくいことはなく、子どもたちは走る走る!
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「これで2時間なら行けるわね~」って余裕をかましていた私。…ですが、あれ?こんな道や、
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こんな道やこんな道。
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小川を何度も横切りジャブジャブと。短パンで来てください言っていたのがやっと理解できました。でも、そのジャブジャブの水の一瞬の冷たさが暑さと疲れをを取り去ってくれるんです。そして、改めて”水陸山”万能のクロックスに感謝しながら無口に前進、前進。
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出会う人もなく、人ひとりやっと通れるくらいの獣道をひたすら進みます。木の枝がはびこり通れないところは、それを切りながら進みます。『切り拓く』ってこういうことだな…って思いながら。
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私は、ほとんど何も入っていないバックパックのみだけど、お父さん、お母さんは大きな荷物や眠ってしまったBちゃんをおんぶしての登山です。すごい体力!
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何度かこんな塀も乗り越えて、障害物競走みたいでしょ。そして、注目は乗り越えようとしている男の子。頭に荷物をひっかけて、両手を使えるようにしているんです。これ、こちらでよく見かけますが、山環境の知恵ですよね。
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そして、2時間ほど歩き、『もう直かな』なんて思っていたら時に、お父さんが、「あの遠くに見える山がうちだよ」って。ひゃ~! でもかなり遠くだったけど、目標が見えたのは嬉しくて思わず拍手!(笑)
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最後の1キロ(多分もっと短いのでしょうが)は、急な斜面を登ります。これ、どれだけすごかったかを一番見せたかったところなのですが、とても写真を撮る余裕なしでした。あはは!
そして、とうちゃく~!絶景!すごい…のですが、いい写真撮ったはずが見直したらひどい写真でした。これが一番いい写真。
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いや、いや、ホント嬉しかったです。スタッフが疲れきった私の写真をすかさず撮っていました。(笑)
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本日はここまで。そしてその3に続きます!
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by kazumi_Cambodia | 2015-03-08 01:19 | 赤尾さん活動報告 | Comments(2)

今日の訪問看護は、ダム建築により住居を移らなければならなかった患者さんBちゃんのお宅へ。いや~、これが私の長い長い訪問看護の経験で、一番過酷で貴重な訪問だったのです。
Bちゃんの新しい村の住まいは、こんな建売住宅のような家の中の1件。私が住みたいようなおうちでした。
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でも、みんな同じで自分の家を間違えてしまいそう!
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きれいだし、キッチンもトイレもある。
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でも、Bちゃん家族はこの新しい家にはほとんど住んでいないのだそうです。以前住んでいた村から2時間(!!)歩いたところにお米やトウモロコシを栽培しているので、そちらにいることがほとんどなのだそうです。だったら、そのいつもいる場所へ行かないと見えてこないことがるかもしれないですよね。ってことで、そのファームのおうちへ行くことになりました。以前住んでいた村までは、この車でガタゴト道を1時間半。
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Bちゃんが以前住んでいた村に到着しました。本来は既にみんな新しい村に引越しているはずなのですが、またたくさん残っていました。新しい家は住み慣れないので、ギリギリまでその村にいるのだそうです。のんびりと豚さん親子が歩いている、とってもいい村でした。
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こんないい笑顔のおばあちゃんもいて、その場所の環境の良さがじんわ~りと伝わってきました。(笑)
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さて、ここからが”2時間”徒歩のスタート!昨日、スタッフから「小川を渡りながら行くので、短パンで濡れてもいいようにして来てください。」と言われ、「一体どんな道を行くの?」と聞いたけど、「僕もよくわからないんです。」って。まずは取りあえず出発!こんな村の道からスタートです。
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過酷な訪問看護 その2へ続く・・・(笑)
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by kazumi_Cambodia | 2015-03-07 01:26 | 赤尾さん活動報告 | Comments(0)

大きな壁が…

先日お話ししたTちゃんの”好き嫌い克服大作戦”ですが、イマイチ。 Tちゃんが食べたものを書いてくれた絵を見ると、前回より食品の種類は増えているところはOK! 大いに褒めました。で、悩んで選んだパパイヤとスイカもTちゃんの絵の間に挿入されていたので、「お!これはいいぞ~!」と思ったのですが、実際には食べてなくて「ただ、貼ってみた。(ニッコリ)」なのだそうで、がっくり~。
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でも、ま、食べるものの種類が増えただけでも大きな一歩。ただ、大きな壁が立ちふさがる!それは、”スナック菓子”。油と炭水化物でお腹がいっぱいになり、食事がとれなくなるんですね。街の中に住む発育不良の子の食生活を見ると、こういうスナック菓子が多く、”食事”をしていないんです。こういうスナック菓子は一度食べ始めると止まらないのが曲者。また、そういう食べ物を購入することができるという親の”ステータス”の表示でもあるのですね。更に、家族が忙しいと「取りあえず食べておきなさい」とスナック菓子があてがわれてしまうこともよくあります。
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たまたま遊びに来ていたTちゃんのお隣さんYちゃんは、Tちゃんの1歳年上ですが、こちらは肥満。
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TちゃんもYちゃんもどちらも食習慣の問題。今度の課題は、「2人で同じ紙に毎回何を食べたのかを書いて、どんなものを食べるといいのかを次回お話ししましょうね~!」ってことにしました。
自分も食いしん坊でのんべぇだから、食習慣を変えることがとても大変なのはわかる。けど、今何とかしておかないと、のちにもっと大きな問題になっていきますものね。だけど、それを自覚することなんてできないもんな~。さて、さて、どうするか。ここが頑張りどころだ!
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by kazumi_Cambodia | 2015-03-02 00:36 | 赤尾さん活動報告 | Comments(3)