山4つ越え!

FBで「詳細は後日」と言っていた”山4つ越え訪問看護”の報告が2週間も経ってしまいました。でも、その記憶は鮮明! それだけ、すごかった。
火傷をして半年以上も入院をしていた患者さんへの訪問です。傷が完全に治っていないけど、やはり恋しい村です。早く返してあげたいと思って、傷の手当ても1週間に1度になった時から自分できれいに傷の消毒ができるように院内でとレーニングしました。4-5回繰り返すうちにとても上手にできるようになったので、ガーゼや包帯をいっぱい持って退院。車で送りましたが、その時の笑顔が忘れられない!おとなしい子だけど、この時ばかりはとにかくうれしくてたまらなかったんだろうな。とは言え、傷の手当がちゃんとできているかの確認は必要なので、2週間後に訪問…ですが、大洪水で行かれず、別ルートで行くことを計画して出直しました。
その別ルート、久々のものでした。まずは車で2時間。船着き場(というよりは、単なる川岸ですけど。笑)でボートに乗り換えです。こんなかわいらしいボートが来た!
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そして、なんと”HONDA"ボート!笑
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川を40分ほどきれいな景色を眺めながら、『マイナスイオンだわ~』なんて…この時にはこの後の過酷な登山を予想だにせずのんきなもんでした。ふふ。
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そして、徒歩開始!「3時間かかりますから」と言われていましたので、気合い入れて歩き出しです。
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稲刈り中の中を通って、「こんにちは~!」なんて、まだ元気いっぱい。
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川も渡って、冷たくて「気持ちいい~」ってまだ元気。
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途中で追い越されたお子ちゃまたちのランチ中に、追い越し!大人げないけど、優越感!はは ここまではかなり元気。
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そして、いつになくカンカン照りで、水分も体力もかなりの消耗をしていた時に「あともう一つ山越えたら着きます」と言われ、”うひゃ~~~~~!”でしたけど、一応平然とお澄まし顔してました。(誤魔化せてないかもですけどねぇ。あっはは)
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そして、病院を出て6時間後、やっと村が見えた時には、足は豆だらけでグチャグチャ。急に痛くなってきた。泣
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でも、ちゃんと傷の手当を頑張っててくれたのを見たら痛みも吹っ飛ぶね!間違えないように退院の時に渡したカレンダーとシールもちゃんとできてる!頑張ったよね~。
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訪問終わったら、感動のアドレナリン血中濃度も下がってきた様子で…つぶれた豆が痛い…。他のみんなも豆だらけ。帰りは村でトラクターを探して船着き場まで戻ることにしました。遠くから”トットットットットット”ってトラクターの音が聞こえてやってきた時、嬉しかった~。この道さっき歩いたなぁ…と思いながらの帰路
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トラクターって、すごい馬力!こんな道もものともせず!
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船着き場まで2時間。徒歩より1時間も早く到着した。この最近では稀にいみるカンカン照りで、真っ黒になりましたが、今回も”医療が遠い”を実感です。物理的なことだけじゃない遠さです。こんなところから来なくちゃいけないんですよね。その距離を少しでも短縮するために、まだまだ脳も身体も鍛えなくちゃだ。
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by kazumi_Cambodia | 2016-09-29 23:02 | 赤尾さん活動報告 | Comments(0)

ラオ・フレンズ小児病院が開院したのは2015年2月。外来だけで初めて、入院病棟や救急部門を次々と始めて今年8月には手術室がオープンしました。そして、オープン以来、私の古巣アンコール小児病院から助っ人が次々に来てくれています!彼らとの関係は単なる職場だけの関係ではないんです。彼らの奥さんとも一緒に働き、お子さんもみ~んな知ってる!14年の月日はそんな関係を築かせてくれたんですね。あまりに嬉しいからやっぱり記念撮影です~。
先週まで来ていたEng Hor 看護師とワンショット!
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そして、今週から来てくれているPeng An看護師とワンショット!
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なんだか彼らの仕事に対する堂々としていて、かといって傲慢ではなく人を思いやることができる姿を見て、ウルウル…。わざわざ私にご挨拶までしに来てくれる。もう、ウルウルウルウルです。嬉しいな~。今日は嬉しくて眠れないな!
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by kazumi_Cambodia | 2016-09-15 00:05 | 赤尾さん活動報告 | Comments(0)

頑張れ、女子!

8月に帰国中に突然ラオス人スタッフが一人退職してしまいました。ただでさえ人手が足りないのに、大きな痛手。そして、私が帰るまで一時訪問看護は中止と指示を出しました。安全、提供するケアの質を考えたら止むを得ず…だったけど、帰って来てからが大変!8月の訪問が通常の3分の1以下なのに、新たな訪問看護の患者さんは増えている。数字だけの問題ではないけれど、『あの子どうしてるかな?』という不安がいっぱい。なので、国民の祝日を言われる日を返上して、ボランティアとして一緒に行ってくれるスタッフを急募したところ、事務職の女の子2名が手を挙げてくれた!! 「誰も行ってくれなければ、一人で行くしかないな。
」と覚悟を決めていたので、すっごく感謝!女子群の後ろ姿、頼もしいわ~。
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そして訪問したのは、家族の不和から行動や認知に問題を生じ始めて10年ほど経つというお母さんとその赤ちゃんBちゃん。Bちゃんの発育をチェックしましたが、今のところ特に問題はなさそうです。まずは一安心。
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でも、大きな問題は、Bちゃんのお父さんは誰かは分かりません。Bちゃんには7歳になるお姉ちゃんがいますがその子のお父さんも誰かは分かりません。許せん!!こういう男性がいるということ。
Bちゃんママには自分で判断して行動を起こすことに問題があるようで、ママの弟さん家族が赤ちゃんのお世話をしていました。余裕はないけど粉ミルクを購入しての授乳です。この先粉ミルクをいつまで購入できるか分からないです。…で、Bちゃんママのおっぱいをチェックするとたっぷりの母乳が出ています。そして、「この子は私の子。」と自ら言っていましたし、抱っこをしてもらったら、いい感じに抱っこしている。これは、やっぱりママに授乳してもらうのが一番かと、弟さん家族へそういうサポートはできないかお話ししました。そこで帰ってきた返答がびっくり。「Bちゃんのお母さんみたいに精神の障害が移ってしまうかもしれないから、ヤダ」と言います。もちろんママに母乳で感染してしまう疾患があれば別問題ですが、「精神障害は問題ないよ」と何度も説明したけど、やっぱり不安そう。Bちゃんママの避妊と感染症の検査、そして、授乳を可能にすることが取りあえずゴールだな。
一緒に同行してくれた女子も色々と考えるところがあった様子。私も大助かり、彼らにもいい経験になってくれたらいいなと思います。
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by kazumi_Cambodia | 2016-09-11 22:47 | 赤尾さん活動報告 | Comments(0)