小さなGちゃんと家族

3件の患者さんの訪問で、病院の中では知りえない環境や文化、習慣を少しでも感じ取りたいと思いました。これは、違う国で活動をする時に、自己満足の活動にしないためにも「絶対に必要だ!」と、私が信じていることなんです!045.gif
最初はGちゃんのお宅でした。おめかしして迎えてくれたGちゃんは6歳で急性リンパ性白血病です。4人兄妹の2番目(白いドレス)ですが、4歳と3歳の妹ちゃんの方が大きいくらいです。でも、みんなかわいい!くちゃくちゃにしたくなるほどです。
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2年4ヶ月前に発症し、最後に入院をしたのは1年前になります。今は、週に数回通院をしながら、自宅でこんなにたくさんのお薬を飲んでいます。お薬でお腹がいっぱいになってしまい、ご飯をあまり食べられないのだそうです。確かに小さなGちゃんにこの量のお薬は大変だ。そして、交通費も馬鹿になりませんよね。
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Gちゃんのママに、白血病の診断を受けたときのお話を伺いました。症状は足の痛みから始まりました。ママは、毎日マッサージをしてあげていましたが回復せず、ある病院へ連れて行きました。その時に白血病の診断を受けたのですが、その意味が分からず、何度も医師へ尋ねたそうです。そして、その医師は、いきなり怒り出し「これ以上質問するな!(Gちゃんは、)癌なんだ!」と強い口調で言ったのだそうです。・・・ひどいな・・。ママは、「辛くて、胸が痛くて・・・」と、涙を流しながら話してくれました。さぞかし、辛かったろうな・・・。その傷はいまだに癒えず心に残ってしまっているのですね。辛いことを思い出させてしまって、ごめんなさい。言葉が通じないので、癒しの言葉をかけようもない・・・悔しい・・・。
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Gちゃんパパは、ドライバーさんです。月の収入は、$600で、通院やお薬に大半が使われてしまいます。それでも、「きれいなものが大好きなGちゃんのために出来る限りのことはしたいんだ。」と言っていました。きれいなお洋服をきたり、きれいな髪飾りをつけたりすると、とってもうれしそうにするそうです。この日もかわいらしいお洋服を着せてもらい、とっても嬉しそうでした。ただ、他の兄妹との差は出来るだけつけないようにしているとも言っていました。子どもへの愛情がたっぷりですね。そして、ママは自慢のお裁縫で家計を助けています。パパとママの掛け合いは、なかなかかわいらしくて、ほのぼのしていました。Gちゃん家族みんなで病気に立ち向かっていることがよーく分かりました。「頑張れ~!」って思いながら、私の方がやっぱり力をもらいました。
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おうちにいると、その環境だけでも心が安心して、色んなお話を聞く事が出来るんだろうなと思います。3件のお話を1度に書こうと思ったけど、盛りだくさん過ぎて・・・次回に続く・・・です。
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Commented by sakata at 2012-07-19 02:53 x
ロイケミーの子の退院後の家庭での生活は日本でも経験したことがないので、海外と言えど興味深々です。
Commented by kazu at 2012-07-19 11:32 x
日本ではロイケミーというのですね。退院後のフォローを日本ではしていないということなのですね?自分たちでまた来るまで待っているということ?日本の状況が全くつかめていないです。勉強しなくちゃ・・・。
by kazumi_Cambodia | 2012-07-18 23:01 | 赤尾さん活動報告 | Comments(2)