抗癌治療+家族の愛情=処方箋

次は、A君のおうちです。遠かったですね~!アルビルから約200㌔くらいあったのかな・・。そして、気温がアルビルよりも更に高かった気がします。ご家族は、こんなランチを作って待っていてくれたんです。美味しい!
f0235252_12203755.jpg

こんなおじいちゃんが隣でご飯を食べていると、なんだかアラビアンナイトの世界に入り込んだ気がしてきました。
f0235252_1221270.jpg

A君は、4歳・・というけど、もうちょっと大きい気がするな。4人兄妹の末っ子。パパ、ママとおじいちゃんにおばあちゃんと8人で暮らしています。石造りのこじんまりとしたお家でした。でも、トイレも洗面所もとってもきれいにしてありました。「(A君に)何かあったら大変だからね。」とパパが言っていました。
f0235252_12212561.jpg

A君は、リンパの癌です。3ヶ月前に診断を受けましたが、それ以前からお腹にふくらみが出来、徐々に大きくなって来たので、心配になったパパが病院へ連れて行きました。その時には何でもないと言われ安心したのですが、段々と大きくなることを心配し、再度病院へ行きリンパの癌であることが分かりました。抗癌治療が必要であるので、ナナカリー病院へ紹介され、これまでに4回の抗癌治療を受けています。そのうち2回は院内に薬が不足しており、自分で購入しなければならなかったそうです。一度の購入代金は200ドルから400ドル。これまた、高額です。
4回の抗癌治療を受けたにもかかわらず、A君のお腹には新たなふくらみが・・・。ナナカリー病院の担当医師より、トルコへ行き治療を受けた方が良いと言われ、パパは仕事に使っている車を売ってその費用に当てる予定だそうです。「とにかく早く連れて行きたいんだ。」と言っていました。その通りですが、治療、滞在費用などで$3000はかかるそうです。車も売ってしまったら、帰ってきたあとの収入は???と心配になりますよね。でもパパは「帰ってきてから考える」と他の家庭同様に、A君がまず優先順位。
最初に病院へつれて行った時には、まさかこんな診断が下されるとは思いもしなかったそうです。誰しもそうは思わないですよね。そして、思いたくない・・・。
A君は、こんなに素敵な家族に囲まれて、愛情をいっぱいもらっていました。抗癌治療+家族の愛情が処方箋ですね。(私とジムネット佐藤さんがちょっとお邪魔~って感じですが。ふふ)
f0235252_12215484.jpg

[PR]
Commented by sakata at 2012-07-19 14:16 x
日本では子どもの退院後、外来フォローになるので病棟側としては殆ど情報が入らないんです。在宅は終末期などよっぽどの事。
それにしても、温かい家族ですね!保険制度、医療の環境など国の違いで大変勉強になります。記念写真、溶け込んでて皆ご家族かと思いました・・・コメント見て、なるほどと(笑)
Commented by ワカメ at 2012-07-19 18:17 x
こどもを大切に思う親の心に国境はないですね。
だけど、なぜかとても胸が打たれ、家族の愛を感じるのは、日本では失われつつある純粋さみたいなもののせいなのかな?
失われたのは、日本とううか、私の心の純粋さですね(苦笑)
世界中、どこの国で治療を頑張っているこどもにも、愛情を注ぎ支えてくれる存在がいて…なんか、この世の中もすてたもんじゃないって思えました。みんなの願いが叶いますように。
Commented by 宮沢宏 at 2012-07-19 18:19 x
「家族の愛情」って大切ですね。
by kazumi_Cambodia | 2012-07-19 12:23 | 赤尾さん活動報告 | Comments(3)