キラキラ宝石は、ただのキラキラじゃない・・・

昨日も朝7時半出発で、まずは、地雷の会社が支援している学校へ行きました。やっぱりここも大自然に囲まれた広々とした土地に建っていました。井戸とトイレを支援したそうで、使用状況を確認です。
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あ・・・、トイレはどこだ??って言うくらいにこの雨季で草が一気に生い茂ってしまったようです。トイレにたどり着くまでに十分隠れる場所もあるし、間に合わないわ~。
今は学校が夏休み中なので、その間にこんなことになってしまったようですね。学校が始まれば、草刈をしてまた使えるようになるでしょう。遠方から通っている生徒のために寮も検討中のようです。いいですね!049.gif
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そして、気になったのが、この学校へ行く途中にこんな家がたくさん連立していた風景でした。ビニールシートを使った家です。たくさんありました。見たことがないな。この家に住む人たちは、ラタナキリで宝石を採掘する人たちの家なのだそうです。ラタナキリは宝石の山なのです。採掘場所を転々とするために、違法な場所に家を建てて生活しているとのことでした。
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採掘現場も直ぐそばにありました。かなり危険な現場です。数年前、こういう現場で土地が陥没し、4名が亡くなったそうです。きっと何度も同じようなことがあったのだと思います。025.gif
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現場には、家族と一緒に移り住む子どもたちもいました。6ヶ月になるという小さな赤ちゃんもいて、どう見ても栄養失調です。お母さんに「お母さんは何歳?」と聞くと、「15歳!」と元気良く答えてくれたのですが、どう見ても50歳なんだけどな。何度聞き返しても15歳。・・・、私も今度から15歳だ!034.gif・・なんて冗談を言っている場合じゃないよー。この仕事についている人たちの中には移民の人も多く、言葉もあまり通じない人もいます。この状態は深刻な感じがする。
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お母さんと赤ちゃんの栄養について話していると、「これ。」と言って、小さな石を見せてくれる男性がきました。お父さんだそうです。「ん?何これ?」と良く見ると、紅茶かラズベリーのようなきれいな赤い石。宝石の原石?005.gif
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この石を「7ドル50セントで買ってちょうだい」と言われました。え!どうしようか。「これを買うとこの人たちのこの過酷な生活を更にその深める方向へ向けちゃうのかな・・でも、ここで7ドル50セントがあったら、今日もこの家族はサバイブすることができるんだよな・・・」と悩む。う~ん、悩む。で、結局購入。今、泥の付いた赤っぽい石を眺め、「あの赤ちゃん、ご飯食べてるかな。良かったのかな??」とまた考える。
こうしたマイノリティーの人たちこそが、社会から隔絶されちゃって、教育や医療からは一番遠くにいるんだろうな。何か出来ないのかな・・・。とまた悩む。
ショーウィンドーに並ぶキラキラしたきれいな宝石を見たときに、こんな状況があるなんて想像もしていなかった。反省・・・。002.gif
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Commented by 宮沢宏 at 2012-09-13 17:19 x
15歳のお母さんの話、落語にあるんですよ。
どう見ても40歳を超えている人に歳を聞くと「25歳です」。
色々聞いたらお父さんが息を引き取るときに「お前は25歳だ」と言ったので以来自分は25歳と思い込んでいたと言う話です。

宝石も磨かなければただの。そして多くの高価な物も末端で働く人たちは厳しい生活を強いられているんですね。
Commented by ワカメ at 2012-09-13 20:23 x
そこで生活している方にとっては、その生活が全てだから『何とかしなければ』なんて誰も思わないのでしょうか?それとも思っていても行動にうつす術がないのかな?どちらにしても誰かが気付いて手をさしのべなければ、ずっとそのままなのかもしれませんね。

先日、婦人科の患者さんのご主人が「誕生日がきて28才になった」と話してくれました。「去年が18才で、来年が38才」だって・・・!!!
Commented by kazu at 2012-09-13 23:19 x
宮沢さん、あのお母さんはずーっと15歳かも知れないですね。転々と住居を「移動しているから、もうあのお母さんに会えることはないのかな・・・
Commented by kazu at 2012-09-13 23:22 x
ワカメ、あそこで暮らしている人たち自身は、「何とかしなければ・・今日のご飯を・・」って思っていると思う。周りの人たちも同じ状況だから、今の状況を帰るチョイスがあるとか、改善することが出来るとか、気が付いていないかもしれないし、気が付いてもどうにも出来ないのかも知れない。堂々巡りになっちゃうね。
by kazumi_Cambodia | 2012-09-13 07:37 | 赤尾さん活動報告 | Comments(4)