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Pi Mai Lao (ラオス新年) 元旦 プニュー ニャニュー編

ラオス新年の元旦風習で、”プニュー ニャニュー”という儀式(?と言っていいのかな??)があります。最初聞いたときには「ン?「プニュプニュ?って何?」と聞き返してしまいましたが、プニューが男性の年配、ニャニューが女性の年配なのだそうです。
この儀式を説明していただいたのですが、私の理解する範囲では「1年に1度、元旦に神からの使い(プニュー ニャニュー)がナムコン川へ神聖なるお水を取りに行き、シェントン寺に祭られている先祖にかけてお清めをする。」ということらしいですが、詳細、もう一度確認した方が良さそうですね~。
この儀式を行うことができるのは、先祖代々同じファミリーのみが許されているのだそうです。
アハム寺のこの建物の中に儀式に必要な一式が納められ、重要任務を担うこのファミリーが装束を身に着けて行きます。
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そして、ナムコン川へ出発する前には、仏様に一礼し、川までの道のりを僧侶やお供たちと歩いて行きます。
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ナムコン川から甕の中にお水を汲み、それをアハム寺へ持ち帰り、翌日のお清めの儀式まで保管。
翌日は保管してあったお水をシェントン寺まで運び、そこでお清めと儀式のダンスです。これ、ビデオでお見せしたいのですが、方法が分からず、取りあえず写真でイメージしていただきたい!獅子舞となまはげそっくりです!!太鼓と鈴が奏でるなかなかノリのいいリズムで体内に”ムクムクう”としたものが動き出すような感覚。リズム音痴の私も思わず踊り出しそうでした~!
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2日間にわたる一通りの儀式が終了し、新しい1年の始まりとなるのです。どこの国の伝統芸能でも、継続されている色んな意味があり、重みがあり、伝統を守ることを担ったご家族にいつかインタビューしたいな。
by kazumi_Cambodia | 2014-04-19 00:57 | 赤尾さん活動報告

カンボジア・ラオス・ミヤンマーで小児医療に関わる赤尾和美さん応援サイトです。


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