線引きが難しい~!

昨日から1泊でルアンパバーン北部の村々へ訪問看護でした。院内での仕事が片付かず予定よりも出発が遅れてしまい、急げ、急げー!と目的地へ向かいました。今回も舗装された主要道路から徐々に道が細くなり、こんな小川も渡りながら…
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最後は、徒歩でこんな道を丘の上まで歩きました。いい感じの木陰です。約4時間半の行程でした。
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たどり着いたところは、14家族しかいない集落の村。静かな大自然に囲まれたラオスの合掌造り(?笑)がまた自然の中に生きる人々を物語ってるなぁと実感。
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この村は少数民族の集落で、同じ名前の村を2つの少数民族が2つの分かれた集落で住んでいますが、こちらの集落は、電気もなく、水も手に入れにくい。とても質素な生活をしています。これを単に”貧しい”とだけ判断してしまうといけないなと思うんです。実際貧困が大きな問題ではあるのですが、質素な暮らしぶりは彼らの生活スタイルの一部でもあるのかなと最近感じています。でも、その線引きが難しい!!

訪問した家庭は栄養失調と神経系の問題があったとされた赤ちゃんのお宅でしたが、お父さんが予防接種を信じないということで、一切接種されていません。それも彼らのスタイルだからと受け入れてしまうことが良いのかどうか…。確かに副作用がゼロではないし、でも…と、ホント難しいです。

昨日の訪問中、たった14件の家族しかいないのにも関わらず、足に膿瘍ができてる人、咳が止まらず肺に雑音が聞こえる子、栄養状態が悪い人など健康に問題を訴える人たちが私たちにその症状を訴えてきました。通常は病にかかると祈祷や伝統医療で対処しているという村人ですが、西洋の医療にかかりたい、もしくは相談してみたいという気持ちもあるのだということが実感されました。

この村は、ルアンパバーンから160キロ以上もあるのですが、定期的に訪問してみようかな…と日没を過ぎた真っ暗な道を揺られながら考えていました。何かが変わるかもしれないなという直感。当たるといいな。
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by kazumi_Cambodia | 2015-09-25 21:20 | 赤尾さん活動報告 | Comments(0)