村おこしだ!

私のラオスでの仕事は、カンボジアから引き続きず~っと、院外での医療活動です。(大好きこの仕事!)
院外の活動には、2種類あります。個人の患者さんの家を回る活動と、村全体へアプローチして病気にならないよう健康への意識を高めて、更に、地方の医療サービスの質を向上させること。今日のお話しはこの後者の方です。

何事も一気にはできないので、一つモデル村を作ることにしました。その村に選んだのがN村。決して経済的に豊かな村ではないのですが、村人たちの「良くなりたいんです!」という強い気持ちがあって、この村に決めました。日本とはちょっと違った意味になるけど『村おこし』ですね。健康を維持のために病気にかからないような行動へ変容することがゴールです。そのためには、知識はもちろん必要だけど、他にもたくさん必要なことがあります。安全な水の確保、医療施設へのアクセス改善、安定した収入や教育と、日常のことが全て健康にかかわっているんですよね~。

そして、村人誰でもが使える村の財源確保もその一つ。病院へ行きたくても交通費がなくて行かれないとか、医療費を払えないから我慢してしまうことはたくさんあります。そんな時に村の財源から出してあげることができたら、こりゃ助かるってもんです。…で、その村の財源確保のための活動として、提案したのが無農薬野菜の栽培。この話を切り出した時、村人はノリノリ!そして、本日無農薬野菜指導をしている団体のデモンストレーション・ファームへ村のチーフたちが視察をしました。

かなり前置きが長くなりましたが、私たちも初めての無農薬栽培の現場に驚くことがいっぱいでした。
全部手作業です。こんな風にして、苗を作るための小さな土壌を作ります。
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その中へ一つずつ種を入れます。わ~、私だったら『い~~~!』ってなりそうな小さな種を丁寧に一つずつ。
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こうして丹念にTake careされた種は、苗になります。昔の紫陽花の観察を思い出しちゃった。笑
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ラオスの気温では無理じゃないかな…と思ったアスパラガスも苗に。どこまで育つかは分からないけど、とにかく何でもチャレンジしてみるのだそうです。すごいですよね。見習わなくちゃ。
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大きく育った空芯菜とレタス。そのままバリバリと食べたくなるような感じ。ふふ
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一生懸命種を植え付けている脇に煙がモクモクしていました。土のPHバランスのためですかね、炭を撒くのだそうで、その炭も手作り!感動!私もそこからやりたくなってきたわぁ。老後は自給自足生活だな。ははは。
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視察後の村人さんへ感触を聞いたら、もう話が止まらないくらい気分はモリモリ!いい感じだな~。うまく行くといいな。
あと数日で日本へ行くけど、今が重要なところ。あ~ん、日本で気が気じゃないわ。
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by kazumi_Cambodia | 2015-09-28 22:10 | 赤尾さん活動報告